日々モロ

日々の思索@CAT CAVE。11月4日。

11月頭の3連休の中日の土曜。久しぶりに猫ヶ洞池の辺りで椅子を広げた。今日はだいぶ賑わっている。軽くキャンプ場だ。やっぱここに来るのは平日に限るかもな。

なんて偉そうなことを言っているが、さっき鹿子公園からの階段降り切った平なところで転んだ。誰にも見られてなくて良かった。割と派手な色のズボンの白髪でロン毛のおじさんが転んでるところを目撃されて「大丈夫ですかっ?」とか駆け寄られても、苦笑いして「大丈夫です。大丈夫です。」と言うしかない。膝打って少し痛いが別状はない。

さながらデイ・キャンプ場
割と派手なズボンのおじさん。

先日、京極夏彦最新作「鵼の碑」をレビューした際に「読まなければ」と書いた「ルー=ガルー」の1と2を早速読み切った。近未来の14歳の少女たちのバトル・アクション的な話なのだが、百鬼夜行シリーズと関連しているということが「鵼の碑」のカバーの裏面に書いてあったからだ。

最初の話は2001年に刊行されており、その際に既に読んでいた。でも2011年に刊行された続編についてはノーマークだった。だから気付いてなかったのか?本棚の中でサイズが合わないのが嫌だったので、わざわざ第2巻の単行本を中古で探して購入した。(前回「ルー=ガルー2」の刊行を2018年と記しましたが、間違えてました。)

ファンの間で俗に「鈍器」と呼ばれる京極夏彦の本は分厚い。「ルー=ガルー」も第1巻は700ページ越え、第2巻は900ページ越えという鈍器ぶりだ。

あの話の一体どの部分が百鬼夜行シリーズと繋がっているのか?1巻は既に読んでいるが、読んだのは20年以上も前(!)だ。だが当時全くそんなこと思わなかったし、今回読み返してみても分からなかった。

だとすれば絡みがあるとすれば、未読の2巻か?話は面白いから読むのに苦はなかったが、2巻を読み終わっても全く関連性は見出せなかった。

自分の力で気付きたかったのだが、仕方がないのでネットで「ルー=ガルー 百鬼夜行シリーズ 関連性」と入れて検索した。

そうしたら関連していたのはシリーズの中でも異色中の異色の作品、京極作品の中でも異例中の異例の、実際に妖怪や怪異が現れる話「百鬼夜行 陰」という短編集の一編「鬼一口」という話が関連しているのだと言う。しかも第1巻との繋がりであった。つまりそれだけを知りたいのであれば、第2巻は特に読まなくて良かったのだ。でもまあ読んで良かったけど、、、。

「百鬼夜行 陰」の刊行が1999年7月。「ルー=ガルー」の第1巻の刊行が2001年6月。近いっちゃ近い。でもテイストが違い過ぎるしなー。

早速そのエピソード「鬼一口」を読み返した。シリーズ第2作目の「魍魎の匣」と関連していることが分かった。しかもそのエピソードの主人公である鈴木敬太郎なる人物は「魍魎の匣」本編には出て来ないという、ちょっとイレギュラーな話なのであった。分かるかいっ!そんなもんっ!


という先日のフリを補完するお話でした。

「ルー=ガルー 忌避すべき狼」
「ルー=ガルー2 相容れぬ夢魔」
「百鬼夜行 陰」

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薄曇りの空模様に変わり、やや薄寒く感じてきた。やはりこの辺が秋だな。今日はリアル・タイムでCAT CAVEでの執筆なのだ。

とは言いつつ、当初はこの場所をリモート・オフィス的に捉えてブログを書いたりしようと思っていたのだが、ウォーキングでは度々訪れているのだが、こうして滞在することが若干減ってきている。家で書いてる方が圧倒的に多くなってきたのだ。

だって流石にここでマンガは描けないし、DJミックスの録音がここで出来る訳がない。「@CAT CAVE」ではあまり無くなって来てしまっているのだ。

だからこの日々のブログのタイトル、変えようかな。正直にこんなこと言わなくてもいいのかも知れないけど。

家に戻ったら名前変えよ。「日々モロ」にしよ。こっちの方がいい気がする。「旅モロ」とお揃いになるし。CAT CAVEで執筆という縛りもなくなるし。

そーしよっと!!

でもこれからもここに滞在して手製の弁当喰って、水筒に淹れてきた珈琲飲んで、ブログ書いたりもするけどねー。

書くのはもうこれくらいにして、今日は今からここで「dmmg.me mixshow #4」の選曲でもするか。

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