Episode 1: 出発。湘南Luv 2023へ向けてGo!! だ。
11月16日、木曜日。18日に開催の湘南Luv 2023の本番に向けて出発した。
当日は会場のひとつである8ホテルにツインで部屋を取ってもらった。僕だけでなく、無理せずに奥さんもこのブロック・パーティーに参加できるということだ。ありがたい限りです。しっかり取材して、レポートを書かねば。
なのでそのライブ・レポートは後日、Webマガジン「湘南POW POW online」の方でアップします。
そして運営スタッフから、今日、参加についての注意事項が伝達されてきた。
湘南luv 注意事項!
「子供から大人まで参加するイベントになりますので、公共のマナーやルールを守って、大人は全力で遊んで子供達に本気で遊ぶとはどういう事か教えてあげてください。今回のイベントに限らず、湘南luvでは暴力行為、違法薬物使用等の行為を発見した場合、警察の方に通報させていただきます。また、運営側の注意、勧告を聞き入れていただけない場合はイベントへの出入りを禁止させていただく場合があります。その際に入場料の返還は致しません。」
湘南luv運営一同
準備万端なのである。
そういった訳で、一路、新東名をまずは小田原に向かった。今日から4泊5日の行程の予定だ。
薄曇りの空だったので富士山は見えないだろうと思っていたが、何か、今まであまり見たことない様なルックスで、デデンと登場してきた。
途中藤枝SAで買っておいた弁当を食べた。今年に入って名古屋/小田原間を既に10往復ぐらいしているのでSAの飯には飽きているのだ。高いし、変わり映えしないし、カツカレーぐらいしか食うもんないし。スーパーで399円の弁当でも買ってって、青空の下で食べる方がよっぽどいい。藤枝SAはホント名古屋/小田原間の中間ぐらいの距離にある。
11時過ぎに高速に乗って、順調に進み、15時半には、最早小田原での拠点となった姉宅に到着した。
今夜はケイシロウ家族と食事だ。18時に小田原市本町にあるイタメシ屋さん「虎鳥屋」に向かった。
9月の富士吉田でのプライヴェート・フェス [ NUDE ] に参加した時、帰りにケイシロウの家に泊めてもらおうと思っていたのだが、僕が疲れ過ぎて活動不能に陥り断念したという経緯もあったし、何と言っても4人の子供達に会いたかった。
ケイシロウとカズナ夫妻には3女1男の4人の子供がいる。小2の長女のマルちゃんことヒマル。小1の次女のコッちゃんことコト。保育園児の長男で3番目のツキことツキヨシ。1歳10ヶ月の3女で末っ子のフミ。
この6人家族は僕らが小田原を去る日の、我々の乗った車が走り去るその瞬間まで、手を振って立ち会ってくれたのだった。その時ツキに「モロさんのこと忘れんなよ」と言っておいたので、まずはそれを確認したかった。
「忘れてないよ」とツキが言う。マルちゃんとコっちゃんはもうそこそこ大きいから憶えててくれるだろうけど、でもまだ5歳だからな。これから先は会える間隔はどんどん長くなっていくだろうけど、出来るだけ覚えていて欲しいものだ。
フミちゃんに至ってはまだ憶えてもらってさえいない。
これまで、小田原に居た頃は、彼らと会うのはさほど難しいことでは無かった。名古屋の甥の晴樹に会うことの方が年に数回のイベントだった。今ではそれが逆転した。
それはまあそれで、いろいろ見方が変わっていい。次に会える時にマルちゃんはどれだけお姉さんになっているのか。フミちゃんとはお話が出来るのか。楽しみだ。
子供のいない僕たち夫婦にとっては、この数年で関わった何人かの子供たち(名古屋のハルちゃん、この4人のケイシロウ・キッズ、史朗のとこの娘のミリちゃん、などなど)は本当に愛おしい存在だ。生まれた時から知っているので、その成長を見るのは楽しい。それは全く無責任な立場から、ただただ可愛さだけを堪能しているのに過ぎないのかも知れないのだが、、、。まあ、それは味わせて欲しいもんだ。
彼らの時代、21世紀がどんな風になっていこうとも、死にゆく年寄りがどんなに要らぬ心配をしようとも、きっと子供たちは自分たちの時間を生き、楽しみ、世界を切り開いて行ってくれるのだ。
この僕が、無責任でアホな老害共や、残虐で貪欲な武器商人たちにどんなに腹を立てても、結局僕には何も出来ない。してあげられない。強い心を持って欲しいと願うばかりだ。
姉の家まで送ってもらった。
子供たちは見たことのない、新しいモロさんの家に興味津々だ。ちょっとドアを開けたらその隙間からツキが入ってきてしまった。そうなるともうなし崩しだ。いきなり仏壇に向かって全員で手を合わせたら、フミちゃんまでしっかり階段を登って、姉と母のいる2階に探検を始めてしまった。
最後の最後まで面白かった。
明日は昼過ぎまで雨らしい。少し酔ったし、ちょっとゆっくり寝るか。そんな1日となった。
PS
ピーちゃんに捧ぐ。