割烹 ちぐさ

〒464-0841 : 名古屋市千種区覚王山通8-18  HOTELルブラ王山 1F
TEL : 052-762-3151
営業時間：11:00～14:30(L.O.14:00) / 17:00～22:00(L.O.20:30)　日曜営業
定休日：無休

爲三郎記念館に向かう前に、久しぶりに夫婦でランチをすることにした。最近こういう機会が減っていたのでウキウキ気分だ。

日泰寺を通って参道から続く商店街を抜けて広小路通まで出る。交差点向かいにサルバトーレ・クオモがある。あそこは奥さんと付き合いはじめて割とすぐの頃に、すなわち15年ぐらい前に、ピザ、パスタ、サラダとかが食べ放題のランチ・ビュッフェに行った覚えがある。

まだランチ・ビュッフェやってるのかな？と、わざわざ覚王山の交差点を渡って確認に行ってみた。あの頃、確か1,200円ぐらいだと思ったランチ・ビュッフェは1,600円になっていた。高っ！！しかも看板には日本語で「ランチ・ブッフェ」と書いてあった。イタリア人的には「ブッフェ」なんですかね。

目的の爲三郎は千種警察署の裏ら辺にあるとのこと。プラプラ歩きながらランチの店を探す。

僕としてはパレ・マルシェ池下に中に入っている若鯱家でもいいし、からめ亭でももちろんいいのだが、それはないだろう。

しばらく歩くこと5分ぐらい。

そして奥さんのハートにヒットしたのが、ホテル・ルブラ王山の1階にある和食の店「割烹ちぐさ」の日替わりランチであった。本日のメニューは鮪丼。1,200円でおばんざいビュッフェ（ブッフェ？どっちだ！）付きだ。

時刻は11:45頃。店内はまだ空いていて、3組ぐらいしかいなかった。早速鮪丼の日替わりランチをオーダー。おばんざいを取りに行く。

おばんざいブッフェ（ビュッフェ？どっちだ！）と言いつつも、４種類とデザートだけ。茄子の揚げ浸し、ひじき、麻婆豆腐、ポテトサラダ。それとみかんのゼリーが用意されていた。

美味しく頂いていると結構混んできた。ご年配の方が続々来店している様だ。気づくと満卓状態である。お年寄り天国だ。

鮪丼を平らげ、ビュッフェ（ブッフェ？）を2回お代わりし、デザートのみかんゼリーも2人でお代わりし、容器に残っていた全てを我々がさらった。すると次に出てきたデザートは同じものではなく、抹茶風味のわらび餅だった。

「こいつも頂きっ！」と、老人たちを差し置いて一番ノリで取りにいった。最終的にわらび餅でお腹いっぱいになった。

いい加減食ったので、もうそろそろ出ようと思っていたそのタイミングで、店員のお姉さまに「お席がいっぱいになってしまったので、すいませんが、そろそろ」みたいなことを言われてしまった。

奥さんは明るく「は〜い、もう出ます」と応えていたが、僕は少しだけ「え、そんなこと言うか、普通」と思った。もう食えないからいいけど、まだ席に着いて30分ぐらいだ。

でもまあ普通に席を立ち、お会計へ。

レジで奥さんが会計を済ませているのを横で待っていると「ランチの混雑時には長居されているお客様にお声掛けすることがございます」と張り紙があった。多分みかんゼリーを全部さらった時点で目をつけられていた様だ。

という訳で、気を取り直して爲三郎に行くか。

奥さんは置いてあった日替わりランチの予定表を見ながら「鰻丼ランチの時にも来るか」などと言っていた。

そうしたらまたゼリーを根こそぎさらってやるぜ！