日々モロ

Ackee & Saltfish LIVE!! @ 豊橋 Cafe Enbeach

アキソルの2024年最初のライヴが豊橋のCafe Enbeachというところであるとのことで同行させてもらうことにした。名古屋に来て半年になるがアキソルのライヴに同行するのは何と移住後、初である。しかも名古屋じゃねーし。豊橋だし。

こういったクラブ・イベント的なものに参加するのも移住後、稀だ。横浜のYouth Of Rootsとか、ジャマイカからYellowmanとかMarcia Griffithとか、身近のところではPAマンのパイセン柏木くんとレコーディング・エンジニアの岡本さんの還暦ライヴなどもあったのだが、どれにも行かなかった。行ったのは豊田の「橋の下大盆踊り」とモリコロパークでの「Aloha Picnic」それと「今池祭り」ぐらいなもんだ。

最早僕は名古屋から引っ越したと言うことになっているらしい。それどころかまだ名古屋に来ていない説すらある様だ。

いかん、いかん。ウォーキングしかしてない。これじゃあ本当に御隠居さんだ。年も改まったところで心機一転、アキソルのサポートを始め、いろいろとやらねば。

と言うわけで豊橋に行くのだ。

千種の僕の家から豊橋の現場Cafe Enbaechまでは78キロぐらい。下道で行くと2時間ぐらいとGoogle Mapが言っている。結構遠い気もするがアキソルの2人はサーフィンのために頻繁に名古屋から渥美半島の先端の伊良湖まで行っているので馴染みのコースの様だ。

因みに小田原から同じぐらいの距離はどんな感じかというと、東京方面に向かった場合、渋谷区恵比寿辺り、伊豆半島を下ってみた場合、東伊豆町の稲取辺りだった。どうしてもこうした例えをした方が僕には距離感が理解しやすい。

御器所の錦コミュニケーションズ事務所に11時過ぎに集合して、ネパール・カレーのお店「You & MATA」でランチし、14時過ぎに豊橋へ向かって出発した。

「日本人の」何でしょう?
ナンお代わり1回まで。ライスに変更も可。


今日は17時から0時ぐらいまでのイベント。バッキング・バンドはMyers Rock。他の出演者は名古屋の大ベテラン・シンガーMachacoさん、巨漢Dee Jay Cannon Bazooka、ビスケット・クリバ、Nodoka。サウンド勢にSamurai Super Power、Respec Jam、Jurassic Earthなどなど。前日にバンドとのリハーサルは終えているとのことなので、本来なら現場でのサウンド・チェックもしたいところだが、そこはバンドの出音さえ決まっててくれれば良しとする。

アキソルの出番はオン・タイムで22時頃。終了後はヒロくんの奥様、浩衣ちゃんの蒲郡のご実家柴田家に泊めて頂けることになっている(恐縮です。)のだが、行きも少々柴田家に寄らせて頂き、いい頃合いまで休憩となった。

28年ほどの付き合いになるがこの3ショットは実は初!

彼らの会社/レーベル「錦コミュニケーションズ」の近未来について。名古屋でのライヴの定例化。アパレル的な展開。WEBでの展開。イベントの企画/制作/開催。いろいろと今後の構想について話し合った。こういう時間が必要なのだ。僕らも(いやオレだけか?)歳を取った。一辺にすぐには出来ない。一辺にすぐには出来ないが、やる。いずれやる。すぐにやれることもある。充実した老後を送れそうだ。

初めて3人で写真を撮ってみた。ほんとよく考えたらアキくんヒロくんと僕と3人だけで写真を撮ったことは今までなかったと思う。そう言えば僕は音楽の仕事をして来て、これまで自分が仕事したアーティストの誰ともプライベートな写真を取ったことは無かった。あ、一度leccaと撮ったかも。でもそれぐらいなもんだ。仕事だったからかな。写真と言えば自撮りか奥さんとの2人自撮り、あとは風景、虫とかばっかだ。

そんなこんなしているうちにいい時間に。会場であるCafe Enbeachへと向かった。

Enbeachさん外観です。
素敵なエントランスです。

既に陽も落ち、周囲は夜の闇の中。景色も見えず、全くどこを走っているのかわからないまま現着。辺りは田んぼの様な気がする。でも騒音問題を気にせずイベントなど出来そうないいお店だ。かなり広めの駐車場アリ、更に庭的スペースアリ。夏場などは外と中、両方で音を出せそうだ。

店内に入ると久しぶりにMachaco女史と対面。彼女とも知り合って長い。アキソルと同じぐらいだ。仕事としても、かつて僕の働いていた会社がRoots / Dub系の孤高のアーティストMIghty Massa Sound Systemの音源を何作かリリースしたことがあり、その際に彼女とMIghty Massaのコラボをコーディネイトしたこともある。

そして豊橋の大御所サウンドSamurai Super Powerの4Chez氏とGoku氏。彼らも岐阜明宝スキー場でのフェス制作などRADIX関連の仕事をしていた頃には必ず出演してもらっていた間柄だ。みんないい歳だと思うのだがあまり変わっていない。これからのオジサンオバサンはこんな感じの人が多いのだろう。

そんなこんなしているうちに3部制の最初のバンドのショウケイスが始まった。

店内にはしっかりとしたライヴ機材アリ。
Myers Rock。東海エリアでは貴重なレゲエ・バンドだ。
トップを飾ったシンガーNodoka。
全体のMCも兼ねていたCannon Bazooka。
元気なお調子者感全開のビスケット・クリバ。
Myers Horns

まずはMyers Rockの仕上がり具合が気になっていた僕はその演奏に耳を傾ける。事前に聞いたリハ音源よりも格段にタイトな演奏していてくれたのでまずは安心。これなら心配なさそうだ。

続いてシンガーのNodokaさん。初見でした。しっとりとした感じが良かった。バンドで歌う経験もこれまであまりないだろうから、もっと現場を踏んで、良い歌い手さんになるといいですね。

Cannon Bazookaは既に10年以上はマイクを握っている中堅どころだ。同じ世代の歌い手も多くいたはずだが、彼は継続して活動を続け、音源なども積極的に出している。その辺はアキソルも評価するところだ。

そして彼も初見だったのだがビスケット・クリバ。レゲエ界には欠かせないとも言える現場命のお笑い芸人系Dee Jayか。それにしてもその髪型と服装はまさしく僕が高校生の頃のヤンキーの私服だろ。

バンドも楽しげにやっている。まずはそれが何よりだろう。最初のショウケイスが終わり、サウンド・タイムとなった。

そして明けはMachacoのライヴだ。

上から読んでもマチャコチャマ。

流石のベテランである。レゲエ好きとしても筋金入りの彼女の曲作りのセンス、リリックのワードのチョイス、そしてステージ捌きも素晴らしい。こんな言い方するのも何だが、東海エリアの女性レゲエ・アーティストで彼女に匹敵する存在はいない。男女問わずアキソルに次ぐ実力者だと思う。

下から読んでもマチャコチャマ。
Myers Rockとも長いので息も合う。

Machacoのステージが終わり、再びサウンドタイムで小休止。Samuraiが張り切って盛り上げてくれている。いよいよAckee & Saltfish、出番です。

アキソルにはこれまで何度も驚かされてきた。帰国直後に放っていた近寄り難いほどのオーラ。双子ならではのコンビネーションと踊りまくるライヴ・スタイル。他の追随を許さないステージ魂。観客を絶対に置き去りにしない、必ず巻き込み乗せるショーマン・シップ。お金を払う価値があるライヴとは如何なるレベルのものなのかを考え直させられる。

特に驚かされるのは、長いブランクがあって急にステージに立つことになった時に発揮される実力。その切れ味、正に錆びない刀。お客さんはブランクがあることなど知らないだろうから当たり前と思うのだろう。それこそ重要なこと。そしてそれこそがアキソルがアキソルたる所以なのだ。

バンドとのライヴは、音源を使用した場合と比べ、その自由度が異なる。アキソルはどちらでもいいライヴが出来るが、バンドの方が醍醐味が感じられる。黒人音楽全般的に言えることだが、レゲエのライヴは即興性が求められる。かっちり決まったことを再現する訳ではないのだ。場の状況に応じてライヴをコントロールする必要がある。バンドを操ることに関してもアキソルは一級品。Myersにとってはこれ以上ない体験学習となるはずである。

お馴染みのカーキのDIckey’sセットアップがお似合いです
掛け合いもデュオならではの武器。
張り切ってボーカルも頑張ったダイサクくん。
キーボード亀ちゃんアップ。あまり写ってないので。

果たしてライヴはやはり素晴らしかった。

目下の最新アルバム「Every Twin Criss」からの「I and I」から始まり、ライヴのオープニング曲として大定番の「Come Ina Dis」「Jump Up & Shout」のメドレー。そこから怒涛の展開。普段皿でのライヴではあまりやれない曲もこの日は披露。「Tell Me The Truth」「あの時のままで」。作品化された音源ではJAのシンガー、シンギング・メロディとのコラボだったので中々出来なかった「As Love〜男として、女として」をギターのダイサクをボーカルにフィーチャーしてやってみたりと、Myers Rockとのライヴはかなり可能性の広がりを感じさせる。

終盤の「風まかせ」「Shasta Fire」「Run Things Again」「O-Japs」、予定になかったアンコールではまさかの「誰が向こう見ず」までと、あっと言う間の1時間強。全くダレること無く、飽きさせることなく、場をドライヴしていた。浩衣ちゃんのお父さんお母さんは初めてのアキソル体験だった様だが響くものがあったはずだろう。

お疲れでーす。乾杯でーす。
柴田さんご夫妻ともパチリです。

ライヴ終了後、楽屋で、バンドのメンバーやら関係者やらと、あーじゃないこーじゃないと話をしながら呑んで、2時頃に柴田家に辿り着いたみたいだ。最近こんな遅くまで起きてないので僕はほぼ即寝。目覚めた時には一瞬何やら分からなかった。

「ああ、20代の頃からやってることはあんまりまだ変わってねえなあ」などと思う。

アキソル再起動の時は近い。まずは名古屋でのライヴの定例化。それは多くの奴らが待ち望んでいるはずだ。そのベーシックな活動さえあれば、今後仮に2人の各々の仕事が忙しくなったとしても大きな空白は生まれないだろうし、その定例ライヴのための定期的リハーサルを最低でも月イチで続ければ、Myers Rockとの相性も益々向上していくことは間違いない。

そういったことを調整するのが僕の役割なのだ。僕もそろそろ起きないといけない。とか言いつつアキソル夫妻はこれから1ヶ月バリ島に行かれるから、全ては3月からですかね。

ラグーナ蒲郡で寿司ランチを食べてから、元サウンド・マン経営の岡崎のいちご農園直営のカフェに寄っていちごパフェを食べてから帰った。

久々に濃い2日間であった。

浩衣さん遠くに写ってますね。
映えてます。
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