Episode 1: Day 1 & 2 & 3 姉ちゃん宅でコロコロしてます。
何となく丹沢山系の山並みをアイキャッチ画像に使ったが、別にそんなに雄大な話ではない。
Day 1
予定通り小田原に向けて奥さんと一緒にキャラバンで出発したのは、3月7日木曜日であった。
予め織り込み済みのイベントではあったのだが、その前日、3月6日水曜日が4週間毎の検診の日で、プラス、入院前の検査を同時にしておくと言うオプションのついた回であった。
毎回臍の付近に皮下注射を打つのだが、大したことはないのだが、翌日、翌々日ぐらいまでは本調子ではない。薬が皮膚の下にしばらくの間留まって効き目を発揮するので、当然その部分は腫れる。そこが引き攣れて痛いのだ。痛い時はロキソニンを処方されているので、普通にしていれば大丈夫、でも無理はしないに越したことない、みたいな感じだ。
なので3月7日はオールゆっこさんの運転だった。して頂いた。有り難や。前の晩あまり眠れなかった僕は4回ぐらいに渡って寝たりしていた。
新東名をひた走り、途中掛川SAで僕は牛丼大盛、彼女は唐揚げ黒カレーを食べて、小田原の姉ちゃん宅に辿り着いたのは16時ちょい前ぐらい。今日は移動で一杯一杯だ。もう姉ちゃん宅でコロコロしよう。それが一番だ。
中町の長年住んだあの家も立地は別に悪くはなかったが、あそこよりも更に小田原駅に近い場所にある姉ちゃん宅はどこに行くにもアクセスがいい。初めて泊まったのが去年の7月だったが、最早我々にとっての小田原の新拠点であり、居心地の良い場所となっている。
仏間に布団を2組み敷き、僕は20時頃、早々に床についた。
Day 2
よく寝たのですっかり回復した。
今日は、来る週明け月曜日3月11日の第一回目の裁判所への出頭を控え、午前中に僕の協力者の皆さんと打ち合わせがあるのだ。
身だしなみを整えようかと思い、いつもの様に髭を5ミリにトリミングしようとしたら、ゲタ無し状態で髭トリマーを口髭に当ててしまい、剃り落としてしまった。なので今はあご髭のみの状態だ。が、奥さん曰く「どこが変わったのか全く分からない」とのこと。5ミリと言うこだわりは本人だけのものであった様だ。
富水にある先方の事務所までキャラバンで向かった。
向かったはいいが若干早く着いてしまいそうだ。なので途中にあったヤオマサの螢田店に寄ることにした。ここには同じ敷地内に小田原唯一のBOOK OFFがある。当然僕はBOOK OFFに向かった。
ここは、かつて例の実話怪談「新耳袋」シリーズの未ゲット巻を何冊かまとめて発見したことがある縁起のいい店舗だ。なので名古屋の行き付けのBOOK OFFで探しても中々見つからないギンティ小林著の「新耳袋殴り込み」をダメ元で探してみる。
すると、、、。何とあった!全4巻中の1巻と2巻があった。しかも各110円で!Amazonでも中古で150円ぐらいからあるのだが、送料合わせると結局500円オーバーになってしまう。だからこの発見は大きい。
思わず「あった!」と声が出てしまった。
別にレアとか価値があるとかそう言う本ではない。単純にそんな本を読む物好きの絶対数が少ないから出回っていないだけだ。以前僕がAmazonプライム・ビデオで見倒した、例の心霊スポット突撃レポート番組の書籍版である。なので内容は全く怖くなく、超くだらないバカなレポートだ。それが面白い。
ここのBOOK OFFはオレの感性にフィットしているのか。まあ、何はともあれ幸先の良いスタートだ。
打ち合わせでは非常の良い感触を得ることが出来た。ギンティさん、ありがとう。
【中古】 新耳袋殴り込み 最恐伝説 角川ホラー文庫/ギンティ小林(著者) 価格:220円 |
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昼飯を食べて帰ろうと言うことになり、以前、タケに連れて行ってもらった酒匂の「ヤバいラーメン圭一屋」に行くことにした。
タケと言うのは小田原の巨漢介護士で、レゲエのイベントによく顔を出すヤツだ。力持ちなので呑み過ぎてスイッチがOFFになってしまった僕をよくお姫様抱っこで運んでくれたものだった。そんな縁でタケとは丁度1年前の今頃、両国まで猪木のお別れの会に一緒に行ったのだった(どんな縁だ)。
圭一屋は美味しかったが、小ライスが普通盛りぐらいの量だった。おかげで腹パンだ。詳しくは「メシ」コーナーで。
14時過ぎぐらいに姉ちゃん宅に戻った。15時には風呂に入り、「殴り込み」の1巻の触りだけ読み、コロコロして、メシを食って、ドラマ「不適切にもほどがある」を見て寝たのであった。
Day 3
夜に降っていた雨も上がり、天気は上々。今日はまず午前中はウォーキングに行こう。あの酒匂川土手回遊コースだ。姉ちゃん宅スタート/ゴールだと、以前歩いていた距離より1キロぐらいは長くなる計算だ。
歩き始めて5分。この度閉鎖されたスポーツプラザ神奈中の前を通りかかる。
スポーツプラザ神奈中は僕がおそらく小学校3年ぐらいの時に「神奈中ボウル」と言うボウリング場としてオープンした建物だ。「レストランほーりん」という中華料理店が最上階に入り、ある意味、小田原のランドマークとして親しまれた場所だった。
近年ではスイミング・プールに方向転換し、極真会館の道場なども入った「スポーツプラザ神奈中」として再生していたのだが力尽きた様だ。
因みに「神奈中」とは「神奈川中央交通」というバス会社の略称で、そのバスは茅ヶ崎付近がテリトリーで小田原には一切走っていない。
ワシワシと歩き続けること更に10分。酒匂川付近に近づいたT字交差点の赤信号で立ち止まると唐揚げ屋のまきしまが消滅し、知らんラーメン屋が出来ていた。元々その隣は味噌ラーメン専門店だったから、ラーメン店が2軒連なることになる。どんだけラーメンだ。
地味に変わりつつある地元の風景を過ぎて、結構好きな河原の土手に到達した。そこでいきなり目に飛び込んできたのが、あのアイキャッチ画像にも使用した雪を被った丹沢連山の光景だったのである。やっぱこの辺は山も海もメチャクチャ近いのだ。
dmmg.me mixshow #9を聴きながら歩いていた。Sound Cloudのアカウントを拡張して無制限アップロードを可能にしてから始めたこの自家製Mix音源で初の100%レゲエ・ミックスなのだが、やたら熱いメッセージが直に来る。
それが “Your Reggae vibes blow me away”だとか、”Your Reggae music is like magic” だとか、すげー絶賛で、更に「何かあなたのお手伝い出来ませんか?」的なことまで言ってくる。写真を見るとこれがまたパイオツカイデーの超グラマラス・ビューティーみたいな人。多分怪しいよなあ、と思い、返信などはせず、放置してある。Sound Cloudの世界にも人の自尊心を弄んで罠を張る奴らはいるのだろうか。
そんなことはまあさておき久々に歩いたこの道は気持ちよかった。1時間20分ぐらいの道行だった。
帰宅して奥さんと昼食の冷凍食品のパスタを食べていると着信が。見るとケイシロウだった。
「どうした?」と出ると「もうそろそろ来ますか?」などと言う。そう言えば小田原にいることだけ昨日LINEしたんだった。
「もしかしたら昼の時間帯に店に行くかも」と伝えたつもりなのだが、奴の中では「茂呂さんが来る」と変換されていた様だ。おチビも2人いるみたいなので、ちょこっとだけ電車で隣り駅の早川まで行ってみることにした。
HAYAKAWA39CBDには1時間ほど滞在してビールの小瓶を1本だけ飲むに止めて帰ることにした。なぜなら今夜のディナーはかつてよく行ったホルモン焼き屋「九十九」に決まっているのだ。ここでやっちまう訳には行かないのだ。
早川駅までケイシロウに送ってもらい15時半には姉ちゃん宅に戻って、このブログの下準備を始めた。まずは写真の処理をしないといけないのだ。
九十九での晩餐についてはまたページを変えてお伝えすることにしよう。