Episode 0 : 1人で行くのはいいけど何をするか。
写真はYogibo大好きなチワワのロクだ。本文には関係ない。
1ヶ月早いもんで、また小田原の実家の土地・借地権非訟事件の第3回審問が5月22日に迫ってきた。
もう3回目なのでどんな感じかは分かってきた。多分今回も劇的な進展はないと思うので、気分的には余裕がある。
今回はタイミング的に名古屋の家では久代お婆ちゃんが亡くなってまだ間もないということもあり、まだまだ事務的な処理も必要な事柄もあると言うことで、僕1人で行くことにした。
1人で行くなら電車だ。
という訳で新たな旅「電車で1人で行く!小田原、例の用事の旅」の始まりだ。
まあ、普通に考えたら新幹線で行くことになるだろう。
小田原/名古屋間の東海道新幹線は、各駅のこだまは当然停車するが、2時間に1本、ひかりも停まる。こだまだと2時間、ひかりなら小田原/名古屋間に停車駅無しで1時間10分だ。
チャチャっとひかりで移動するのもいいが、こだまで2時間かけて本でも読みながら行くのもいい。
さらに選択肢としては、各駅停車の普通列車で小田原まで行く、と言う手もある。5時間ほどかかる。流石にこれで往復するのは辛い気がするが、片道だけだったやってみようかな、と少し思う。
料金的には片道で、新幹線の場合、格安チケットで7900円程度、定価で8570円。普通列車で5170円。
普通列車の場合、停車する駅の数は54駅。ちょっと考えもんだな、やっぱ。
でも料金的には往復で考えたら5460円〜6800円の差。片道だと2740円の差は微妙な額だ。各駅を選ぶほどの決定的な魅力はない。
今の時期には販売してない様だが、青春18切符とかだと2000円で行けるらしい。この値段なら文句ないところであるのだが、、、。
う〜ん。まだちょっと考えよう。
もちろん例の裁判的な用事が最も重要ではあるのだが、今回は水曜日にそれがある。
これまでの2回は月曜日だったのだ。だから木曜日に名古屋を出て、金曜日に打ち合わせ、土日は誰かと会って、月曜日が本番。その後、またちょっと遊んで水曜日頃に帰る、なんていうパターンが出来ていた。
水曜日だからなあ。
今回は僕の不動産スーパーバイザーのKさんとの間では事前打ち合わせはいらないということになっている、Kさんは当日に裁判所の方には来てくれる。ありがたいことだ。
時間も16:30からなので、何なら早めに到着するなら当日小田原入りでも大丈夫そうだ。
それが終わると特に用事はない。強いて言えば土曜日に姪が姉宅、つまり彼女にとっての実家に泊まるらしい。彼女の顔を見てから帰るなら名古屋戻りは日曜日以降ということになる。現在大阪在住の姪は、先日の僕の誕生日に今治タオルを贈ってくれた。1年近く会ってないから会って行こうかと思っている。
そうなると水曜日の夜、木曜日全日、金曜日全日、土曜日の日中と時間があるが、何をしようか。いくつかプランをあげてみよう。
1.葛西のインド人街にカレーを食べに行く
東京都江戸川区葛西には、通称「リトル・インディア」と呼ばれるほどインド人が住んでるらしい。元々は20世紀末の例の「2000年問題」の時にIT大国インドから多くのシステム・エンジニアが来日したのが始まりだという。葛西にはインド人が住む理由があるのだ。絶対にインネパではないカレーが食べられることは間違いな
ちなみに小田原から葛西までは、JR東海道線で新橋まで行き、東京メトロ銀座線で日本橋、日本橋から東西線で葛西。所要時間は1時間半ぐらい、金額は片道1770円だ。
https://retty.me/area/PRE13/ARE10/SUB1004/LCAT7/CAT301/
2.史朗の車で新木場まで行き、そこからJR京葉線で葛西臨海公園に行ってカレーを食う
史朗は30年来の仲間で、小田原最後の10年ぐらいは「BBSSS(Brain Bsuter Solar Sound System)」というアンダーグラウンド音響チームを一緒にやっていた人物だ。新木場にある我が心の師、故田口和典さんのTaguchiのスピーカー工房で職人として働いている。新木場から葛西臨海公園は京葉線でひと駅だ。奴の車に乗って行けば新木場までは行ける。工房にちょっと顔を出して、僕は1人で京葉線で葛西臨海公園まで行ってカレー食って、また新木場に戻る。これなら電車賃はかからない。
ちなみに葛西臨海公園には水族館もあるのだ。
3,箱根フリーパスで、改めて箱根観光でもしてみる。
小田急グループが発行している「箱根フリーパス」を使えば、箱根登山鉄道、箱根登山バス、箱根ケーブル・カー、箱根ロープウェイ、芦ノ湖遊覧船、小田急ハイウェイバスなどが乗り放題で、いくつかの観光施設の入場も割引になるのだ。地元の人間ほど、そんなことはしたことがない。今だからこそ箱根も新鮮に見えてくるのかも。
ちなみに料金は2日間有効で5000円である。
https://www.odakyu-freepass.jp/hakone/yutai.html
4.世田谷をぷらぷらする
世田谷の梅ヶ丘、豪徳寺、経堂近辺には毎年9月のプライベート・フェス「NUDE」を企画する仲間がいる。小田急線で昼からその近辺に出没して、豪徳寺で招き猫を買ったり、「OLD NEPAL TOKYO」っていうネパール料理店に行ってみたりして、最後に梅ヶ丘の「NUDE」チームの溜まり場であるバー「Quintet」に顔を出す。「OLD NEPAL TOKYO」は日本人の料理人が経営するネパール料理の店である。日本人がやってるから安心だ。本物が食べられることは間違いない。
ちなみに小田原/豪徳寺間は小田急小田原線で760円である。
とか言いつつ、何にもしない可能性もある。
何にもしなくても小田原で行きたい店や場所がいくつかある。
大衆食堂「あきら食堂」、アジアン食堂「SKP」、ホッピーの聖地「ホルモン焼き柳屋」、小田原最後の銭湯「中島湯」などなど。
さて出発まであと3日。今回はどんな旅になるのだろうか。