MAMA PAPA
住所:神奈川県小田原市栄町2-3-14
TEL:0465-20-4383
営業時間:11:00 – 15:00 17:00 – 22:00
公式アカウント:
Face Book https://www.facebook.com/mamapa20/
Instagram https://www.instagram.com/mamapapa.20
ウチのお姉ちゃん家から信号に引っ掛からなければ徒歩1分の場所にある、僕の好きなインネパ屋さん、だと思った。
小田原周辺のインネパ屋だと、今にして思えば僕の友人でベーシストの高橋タクミ氏がオーナーとして経営している鴨宮の「ダル・マサラ」というお店は早くからあったと思う。
それとかつてはファッション・ビルEPO(最近取り壊されました)の地下にあって、今は「小田原ぶらり横丁」という飲食モールの中にある「サクティ」。ここも長くあると思う。
それ以外の店は「いきなりステーキ」閉店後に居抜きで出来た「カトマンズ・キッチン」とか、国道255線沿いの閉店した蕎麦屋跡地に居抜きで出来た「マハトマ」などがあるが、今回訪れた「ママパパ」は、僕が知る限り最も新規のオープンで、ここも「城下町ホルモン」という店が閉店した跡地に居抜きで出来た店だ。
ふむふむ。例の本「カレー移民の謎」に書いてある通りだな。
でもそうなると、新しい店ほど料理をやるために日本に居るというモチベーションは低く、在留資格として飲食を選んだだけのケースも多いという。
だから結構怪しみながら行ってみたのであった。
行ってみて思ったのは、僕の目は薄汚れた偏見に満ちていて、曇りまくっていたということだ。
このお店は本格ネパール料理「ダルバット」を提供してくれる大変優秀なお店でした。かなり「ネパ」なお店でした。
後発店舗だということと、「ママパパ」というちょっと変な店名から少し疑っていた僕は、最も安い「サービス・ランチ」680円を頼んだのであった。
本日のカレーはチキンと豆のカレーであった。ちょっと日本のカレーの味に近い部分もあったが美味かった。
めっちゃコスパがいいし、うんまいぢゃないか。
自然とメニューをしっかり見直し始め、最初はほぼスルーしていたネパール版のメニューを凝視した。
こ、こ、こ、これは、、、、!美味そうじゃないかぁっ!
僕は再訪を心に誓い、実際その翌々日に再訪した。
この前来た時は外国人観光客2人組が居ただけだったのだが、今回は常連さんと思われる日本人女性が別々に2人、ネパール人と思われる女子高生がテイク・アウト待ち、ネパール人と思われる若い女性が1人、とかいう状態。
ネパール人も食べるんだから間違いないはず。
迷わずネパール系カレー・メニューのBセット1380円をオーダーした。
無難にAセットでもいいかとも思ったのだが、大根ピクルスやミックス・アチャール、チャツネなどの副菜に興味が出て、こっちにしたのだ。
大正解でした。
マトンのカレー、ダル(豆)のカレー、チキン・カレーの3種に、薄い煎餅ババド、小松菜炒め(ジャガイモ入り)、大根ピクルス、ミックス・アチャール、チャツネ、サラダ。米は当然のバスマティ米。
まずは各カレーを少しづつライスで試食。そしてババドを細かく割って、散らして、様々な組み合わせで混ぜながら食す。最終的に全部混ぜて食す。全然激辛なんてコトはないが、食後しばらく爽やかな辛さのスパイスの後味が残る。
大変美味しゅうございました。舐めててゴメンナサイ。
食べ終わって唯一の難点はライスがもう少し欲しかったな、なんて思いながらメニューを見てみると、ライスとダル・カレーはおかわり自由でした。
ムーちゃんアルアル的なオチがついたところで「ママパパ」さんのレビューはお終いです。
帰る前にもう一回行こうかな。