ASHIF HALAL KITCHEN
住所:愛知県名古屋市昭和区鶴舞2-16-13 ハイツオカダ 1F
TEL : 052-870-3181
営業時間:ランチ 11:00 ~ 15:00 ディナー 17:00 ~ 23:00
Instagram : https://www.instagram.com/ashifhalal
食べログにはインド料理、南アジア料理とカテゴライズされているけど、バングラディシュ料理です。
とにかくなんか知らんがカレー的な料理に興味があるのだ。
でも実際現地で食べたことはない。
インネパではないものが食べたい。
マサラを使った料理は健康的だし、味が奥深いと思う。
もっとスパイスを使いこなせる様になりたい。
そんな欲求が、何だか知らんが最近は常にあるのだ。
バリ帰りのヒロくん一家が、バリで新たなスパイス料理と小麦のパン的な食い物の文化に触れて帰国した。
それにもメッチャ興味がある。
バリ料理っていうか一般によく知られるインドネシア料理って中華みたいなもんだし、屋台メシより多少値が張るみたいだけど(と言っても450円〜600円ぐらいみたいだけど)、インド/マレー系のスパイス文化がバリにもあるみたいで、そういった料理に触れて帰国した近藤家は、カレー文化の知識、経験値において、僕を上回るヴァイブスで、圧を開けてくるのだ。
うわー。何それ。でも食いたいな、それ。
そんな、口がカレー味の状態のままの、帰国直後のヒロくん家族とランチに行くことになり、向かった先が、この「アシーフ・ハラル・キッチン」だったのであった。
地図で見ても分かる通り、インド、ネパール、パキスタン、バングラディシュ、スリランカ、モルディブといった国・地域は隣接しており、一緒の文化圏と言っていいはずでしょ、やっぱ、これ。
多分、この辺の文化圏の食い物が食べたいんだなぁ、我々は。やっぱ一回南インド行かないとダメだな、これは。
店に到着すると丁度モスリムな感じなみなさんが入店するタイミングと重なってしまった。
するとヒロくんが、ごく自然に、例えばラスタに「ラスタファーライ」と声をかけるのと同じ様な感覚で「アッサラーム・アライクム」みたいことを口にした。
すると先方さんはいたく感激されて、「日本人からそんなこと言われたのは初めてだ」みたいになって、ハグされていたのだ。
ヒロくん的には、かつての長いNY暮らしの中で、モスリムのご近所さんも当然いた訳で、ごく軽い気持ちで言っただけだと思うのだが、、、。
気を取り直して座敷席に座る。椿ちゃん(1歳)もいるから、その方が楽だ。
そしてメニューを凝視する。
一見するとインネパみたいなカレーのラインアップだが、やっぱ少し違う。
ヒロエちゃんがこの店をチョイスした理由は「パロター」という小麦粉を鉄板で焼いたパンが目当てだという。それがロティ(ロンティ、ロティチャイ)と呼ばれるものに近いっぽいという理由からだったみたいだ。
すると店員くんがやって来て、
「今日のお食事はあちらの社長さんの奢りとなります」などと言う。
「え、何を言ってんだ」と、一瞬、訳がわからなかったが、さっきのヒロくんの「アッサラーム・アライクム」にいたく感動した先ほどの方は、桜山で車の輸出関係の会社を経営をされている方らしく、我々にランチを奢ってくれると言うのだ。
「マジすか!じゃあゴチになります。」
と言うことで思わぬ国際交流のランチとなった。
日本語が割と達者な若者バングラ店員くんに勧められて、僕は「TEHARI(テハリ)」という、限りなくビーフ・ビリヤニの様なご飯物を頼んだ。
米が違うのだという。
バスマティ米ではない、粒の小さい「何たら米(忘れました)」を使っているのだという。
確かに粒の細かい米を食べてる感じで、それはそれで新鮮な感覚で美味しかった。
ヒロエさんはチキン&ベジ・カリーとダル・カリーとナン、ライスがデフォルトのAセットのナンを、例のパロターにチェンジしたものをオーダーしていた。
ヒロくんはいつも取り敢えず的にビリヤニだ。チキン・ビリヤニ。こっちはバスマティ米でやってるらしい。さっぱりした爽やかな味付けなのだが、割としっかりした辛味を感じさせた。こいつも美味しかった。
うわー、メチャクチャ満足だわ。またすぐ来たいぜ。
飛島とか弥富まで行かないで済むから。鶴舞だから。
よかったです。このお店は。
次回は、間違いなく店員くんのお薦めだったカリー・メニューの中の一番下に載ってる「ニハリ」ってやつに、パロター2枚セットってやつに決定してしまいました。
通常価格だと1600円になってしまいますが、そのセットは1300円らしいのです。
といった感じのある暑い日のランチでした。