猫ヶ洞池まで歩きたいのはやまやまなのだが、鹿子公園から動物愛護センターの階段を降りて、池を1周半し、徳川山の方から降りて、自由が丘の駅の方を回るとなると、70分ほどの道のりとなるので、無理すると続かない。
なので新しい散歩コースを、開拓すると言ったほどでは無いのだが、設定してみた。
どれも家の近所を歩くだけの、30〜40分ぐらい、2〜3Kmぐらいの軽いコースである。
最近は、出来るだけ週3ぐらいで歩かないと、運動不足なことこの上ないのだ。
- 城山八幡宮コース
ウチの周りは神社仏閣がやたら多いのだが、その中でも馴染みの深いのが城山さんだ。これまでも初詣、節分、夏の茅の輪潜りと縁日など、何かに付けて訪れている。
いつもは最短ルートの神社の裏から行くのだが、散歩コースとしては、一番下の最初の大鳥居の前まで行ってから、階段を登って参拝することにした。
家を出発してしばらく行き、広い道から外れて脇道に入って、
ずんずん行くと、道幅が急激に狭くなる。
構わずそのまま行くと、何か廃墟的な建物が現れるのだが、
その隣が急に名店っぽい隠れ家的鮨店だったりする。
かと思えば、寿司屋の隣は開けてて、竹林があったりして、
その小径を抜けて、しばらく行くとと怪しい洋館もあったりするのだ。
そうしまして一旦広小路通に出たりして、公園の脇などに外れて、ちょちょッと行って、国枝医院さんのところで左に曲がると城山さんの一の鳥居がデデンと登場する。きちんと一礼して潜る。
ずんずん階段を登って二の鳥居の前で一礼。
三の鳥居の前でまた一礼。
本殿前の門とところでもまた一礼。
そんでもって本殿なんだけど、正月過ぎて間もないのもあってか、まだ賽銭が初詣仕様でした。デカ過ぎねえか。本殿が見えません。二礼二拍、長々とご挨拶して、また一礼。そして帰りのコースに向かうのだ。
本殿の脇を通って裏道に回ると縁結びの大楠様が座す。去年の夏は樹木医の治療を受けてたてけど回復したのですね。よかったです。
そして城山の峰にあたる部分の直線の道を歩いて行くと、まるで通せんぼをしているかの様な、大龍寺というお寺に行き当たる。
何かシャチホコなんて付けちゃって、城郭の天守を模したみたいなデザイン。寺なのに。あまり好きになれない雰囲気だ。
なのであの建物の手前を横に曲がって小径に入る。あの寺には手を合わせないのだ。
すると小径の途中にもいい感じのお寺が。こちらも字が違うけど台龍寺さんと言うのだ。迷わず中に入っていく。
こちらはお寺さんなので柏手は禁物である。そっと手を合わせ、仏様に御挨拶。
そしてこの台龍寺さんの中を通過するとウチへの近道となる小径に抜けることが出来るのだ。
これで所要時間は40分弱。ヒートテックとか着込んでいれば多少は汗ばむぐらいの距離感。最もスタンダードなコースだ。
2. 日泰寺コース
ウチの界隈で最も大きな寺と言えばやはり覚王山日泰寺である。何つっても日本で一番エライ寺と言っても過言ではない。仏舎利があるんだから。
因みに覚王山という地名は無い。あれは日泰寺の山号である。なになにざん、なになにじ、のアレである。覚王というのはお釈迦様の幼名から取ったものらしい。
覚王山という駅はあるし、覚王山商店街というのはあるが、そういう地名は無い。法王町という住所はあるが、あの辺は山門町とか、月見坂町とか、そういう住所だと思う。
なんてことはさておき、有難い日泰寺が近所にあるなら、そりゃ散歩でGoだ!
姫が池の交差点を渡って、日泰寺の側面の、お弘法さんの時にお菓子を配るエリアの横を通って行く。
そうすると傍から寺の中に入れる横道があるが、往路ではそこはスルーしてぐるっと回るのだ。
ハイ、そうすると正面の山門のところに出ますね。画角には写り込まない様にしたが、今日は何やら大企業のお偉いさんの葬式やってましたわ。警備員が立ってて、写真撮るのに邪魔でしたわ。そんでもちゃんと一礼して門に進みます/
門の向かって左サイド、阿吽の吽さんにも一礼。
門の向かって右サイド、阿吽の阿さんにも一礼。
そしてズカズカ行きますと本殿の手前にお香を供えるあれが。巨大な線香立て的なアレが。
そこではもちろん、何処かの誰かさんが供えた線香の煙を浴びます。
そして御本尊様なんすかね、アレ。とにかくメインの仏壇の前まで進み、お釈迦様に御挨拶。
タイから贈られたゾウさんにも御挨拶。
帰りは行きには通らなかった横道を下って帰るのだ。
更にそのまま真っ直ぐ行って坂を降りて行く。信号を渡ってまた脇道に入る。分かんねえかな〜。
そうすると戻る途中に家の近所の寺を通るんで、ついでにここにも手を合わせておく。手を合わせっぱなしである。
所要時間30分。最も軽いコースだ。それでも何にもしないより30分でも歩いた方がマシだ。
3. 上野天満宮コース
上野天満宮は今回の散歩コース設定で初めて行ってみた場所だ。
言わずと知れた学問の神様、菅原道真公が祀られている神社である。受験シーズンともなると車で参拝に来られた方々の車列が県道30号にまで及んでいるのを見かけたことはある。
何はともあれ、Goだ。
まず家の向の道を渡って日泰寺の墓を行く。
墓とオレちゃん。
何となく墓の中を歩いていると駐車場に降りる階段があり、それを降りると舎利殿の横に出た。
ついでだからお参り。あのバリケードより先には入れない。監視カメラも作動している。
一旦県道30号に出て、水道の歴史博物館を越えて傍に逸れると遊歩道が出現する。この遊歩道を延々歩いて行くのだ。
そして遊歩道のオレちゃん。
しばらく行くとハイ出ました。天満宮です。割とこじんまりした感じでした。
この日は3学期の始業の日。早く終わった学校帰りに、受験生と思しき多くの学生さん達が参拝に来ておりやした。
絵馬ですね。名古屋の学生さんは優秀な方が多いはず。皆さんの未来のために頑張ってチョーダイ。
と言った感じの40分ほどのコース。遊歩道歩きやすいんで良かったです。セブンイレブンにも寄れるんで良かったです。
以上が最近開発した新散歩道3コースだ。
猫ヶ洞コースと違って、やたら神さんやら仏さんやらばかり参ってい様に見えるかも知れないが、別に僕のマインドがすっかり神頼みになっちまったって訳ではないので。
たまたまですから。
元々神社仏閣好きですから。
これだけは言っとく。
どこによっても一切賽銭は出してないんで。1円たりとも、ね。
だけどこうしてしょっちゅうお参りしている人にこそ、初詣という言葉は似つかわしいのだ。
一年のうちに何回もお参りしてるからこそ、その年の最初のお参りが初詣なのだ。
そこんとこよろしく。
まあ、それでもどこに行っても、神さんにも仏さんにも、一様に、
「別に長生きしなくていいけど、あんまり早いと女房を悲しませるんで、その辺だけはよろしくお願いします。」
と、せっかくだから一応お願いしてはいる。
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