THE KEYBOARD KING AT STUDIO ONE / JACKIE MITTO
- GET UP AND GET IT
- BLACK ORGAN
- KILLER DILLER
- TOTALLY TOGETHER
- HOT TAMALE
- REGGAE ROCK
- OBOE
- JUICE BOX
- SUMMER BREEZE
- DRUM SONG
- P. CAFE
- HENRY THE GREAT
- STEREO FREEZE
- WALL STREET
- DARKER SHADE OF BLACK
ジャズ、ラテン、ネオ・ソウル、アフロから、スピリチュアル・ミュージック、ジャマイカ音楽においてはStudio One関連を多くリリースしているロンドンのレーベル [SOUL JAZZ RECORDS] 傘下の [UNIVERSAL SOUND] からリリースされたジャッキー・ミットゥーがStudio Oneに残したレア・トラックを集めた編集盤。僕が所有しているのはそのCDである。
https://soundsoftheuniverse.com/
各方面で名盤の誉高いコンピである。シングルや12インチ盤などでしかリリースされていなかった曲、バージョンを多く含んでいる。ネット上での多くのレビューを見るとカールトン&ザ・シューズの [Let Me Love you]のオケであるM7や、M14辺りが目玉曲らしい。僕にとっは知らなかった曲が多く入っていたので買った当時は喜んでよく聞いた。
ブックレットは4ページにも渡るライナー・ノーツになっており、彼の生涯について綴られた記述がある。
それによるとM7 [OBOE]と、M14 [WALL STREET]は、1982年にジャッキー・ミットゥーが当時住んでいたカナダからジャマイカに戻った際に、パブロ・ブラック (K) 、アーネスト・ラングリン (g) 、バガ・ウォーカー (B) 、ホースマウス・ウォレス (D) らとのセッションで録音されたものとのこと。
2曲とも他の収録曲と比べ長尺だが、曲の真ん中ら辺で繋いだ形跡があり、後半は若干DUB色を強めた、いわゆるShowcase Styleの様なバージョンになっている(のかな)。
ブッカー・T & ザ・MGズやザ・ミーターズの様なオルガン・ファンク、超カッコいいオルガン・レゲエ・インスト、スカ・ナンバー。どれも素晴らしい。
僕がかつて所属していたレコード会社には、スカタライツが90年に来日した際のポスターに、当時の来日メンバーの全員がサインを施したものがあった。
長年ぞんざいに扱われていたそのポスターは、現在僕が額に入れて保管しているのだが、そこには” Cheaf Musician Roland Alfonso”とか、”From Glady with love”とかいろいろ書かれている。
その中に、ミットーさんのサインは ” Bad Boy Mitto Roy ” と書いてあるのであった。
それを見るとちょっとホッコリした気分になる。
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